クレジットカード保有率は85.0%で、男性よりも女性の方が保有率が高いです。

クレジットカードを利用する人の割合、年代

大手クレジットカード会社「JCB」が3,500名を対象にアンケートを行い2018年に公開したデータの要点をご覧ください。

 

  • 全体のクレジットカード保有率は85.0%
  • 1人あたりの平均保有枚数は3.2枚
  • 2012年以降の全体保有率は緩やかに低下
  • 男性は20代の保有率が低く、年齢が増すごとの保有率が高くなる
  • 全体的に男性よりも女性の方がクレジットカード保有率が高い

 

参考元:JCB クレジットカードに関する総合調査 2017年度版
https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/report.pdf

 

 

カード決済が多い項目

 

クレジットカード決済の多いオンラインショッピング

カード決済が多いのはオンラインショッピング、携帯電話の支払い、スーパーの支払いです。
この中でも1番多いのがオンラインショッピングの決済です。
Amazonや楽天などの大手ECサイトの利用者は年々増加していて、日用品の買い物も通販を活用する人が増えています。

 

男性は女性よりも1人暮らしをする人の比率が高く、家にほとんどいない方が多いです。
女性が1人暮らしをする場合は、オートロック付きのマンションの人気が高く、宅配ボックスを設置している集合住宅が増加しています。
ネット通販やスーパーの利用比率の違いから、クレジットカードの保有率に男女差が出ているのでしょう。

 

40代以上男性の保有比率が高い理由

 

男性は40代以上になるとクレジットカードの保有比率が高くなります。
全体的に既婚者は生活費が高く、各種支払いが多くなるためクレジットカードの利用価値が高くなります。
また、40代以上の男性は全国的に車の保有率が高く、ETCを活用する目的でクレジットカードを保有している方もいます。
20代男性の保有率が70%前後で顕著に低い数字になっているのは、加速する若者の車離れが影響しているかもしれません。
社会全体でキャッシュレス化の文化が加速していますが、生涯未婚率の増加や車保有率の低下などが原因で、男性のクレジットカード保有率は緩やかな減少傾向が続く懸念も持たれています。

 

 

学歴や収入によって変わる要素も

 

クレジットカード保有率の高い大企業のサラリーマン

大卒しか採用していない大手上場企業の正社員で見た場合、クレジットカードを保有していない人を探すのが非常に困難です。
フリーターや期間従業員など、学歴を問わず働ける非正規労働者は全体的にクレジットカードを持っていない人が多いです。

 

バイトなど僅かな収入させあればクレジットカードの新規発行審査に通りますが、高所得や大企業勤務の人はスペックの高いクレジットカードを持てるメリットがあります。
また、平均所得が低い業種の非正規労働者は、過去の消費者金融を利用して支払い遅延を起こすなど、カード発行審査に不利な履歴が残っている理由でクレジットカードを持てない人もいます。
キャッシュレス化が加速して、クレジットカードの保有率が高い北欧のように現金支払いに対応しない店舗が増えていったとしても、審査に落ちる人がいる限りクレジットカード保有率100%になることはないでしょう。

 

クレジットカード保有率を高めるには、キャッシュレス文化の浸透だけではなく、生涯未婚率の低下を食い止める、正社員雇用を増やすなど社会全体が良い方向に変化する必要もあります。
大卒のみ採用や大企業勤務、公務員など特定のカテゴリーに限定すれば、クレジットカード保有率が限りなく100%に近い職場が多数あります。

 

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