リボ払いの種類は元利均等方式と元金均等方式があり、それぞれの事例を一覧にしました。

クレカの怖い話③リボ払い

クレジットカードのリボ払いは、月々の支払い負担を少なくする便利な機能ですが、仕組みを理解して計画的に使わないと高額な利息を払うリスクがあります。
一般的なクレジットカードは限度額100万円未満18%、100万円以上15%の金利(年利)が適用されています。(利息制限法の範囲内)
低金利でも残高に対して支払い額の割合が低いと、元金の減るペースが遅くなるデメリットがあります。

 

 

リボ払いの種類

 

クレジットカードのリボ払い

クレカのリボ払いは大きく分けて以下の2種類があります。

 

元利均等方式

元金と利息を合わせた月々の支払い額が一定

 

元金均等方式

元金のみが一定で残高に応じた利息が上乗せされる

 

クレジットカードによっては、残高に応じて支払い額が自動的に変わる「残高スライド方式」を採用しているケースもあります。
クレジットカードの場合は、月々の支払い額が1万円以上の契約条件は元利均等方式、1万円未満は元金均等方式を採用しているケースが多いです。
実際の支払い事例から、残高が増えると利息の負担が大きくなる仕組みを見ていきましょう。

 

元利均等方式の事例

 

利用条件
  • 方式:元利均等方式
  • 限度額:30万円
  • リボ金利:18%
  • 標準約定額:1万円

 

残高10万円の場合
月々の支払い額   10,000円
元金   8,521円
利息   1,479円

 

残高30万円の場合
月々の支払い額   10,000円
元金   5,563円
利息   4,437円

 

元金均等方式の事例

 

利用条件
  • 方式:残高スライド元金均等方式
  • 限度額:50万円
  • リボ金利:18%
  • 標準約定額:20万円まで3,000円、20万円超え4,000円、以降5万円増えるごとに+1,000円

 

残高10万円の場合
月々の支払い額   4,479円
元金   3,000円
利息   1,479円

 

残高20万円の場合
月々の支払い額   5,958円
元金   3,000円
利息   2,958円

 

残高30万円の場合
月々の支払い額   9,437円
元金   5,000円
利息   4,437円

 

残高50万円の場合
月々の支払い額   16,395円
元金   9,000円
利息   7,395円

 

繰り上げ返済しないと完済するまで長期間かかる

 

リボ払いの金額の計算

リボ払いの契約条件や設定によっては、繰り上げ返済しないと完済まで長期間かかります。
上記の元金均等方式は楽天カードの初期設定をベースにしています。
楽天カードの初期設定で30万円のリボ残高があった場合は元金の返済は月々5千円、残高25万円以下になると月々4千円、20万円以下は一律3,000円になります。
単純計算で5千円×10ヶ月、4千円×13ヶ月、3千円×66ヶ月で合計89ヶ月(7年5ヶ月)もかかる計算です。
繰り上げ返済しないと完済するのが困難な環境の中で追加利用を繰り返すと、月々の支払い額に対して3~4割前後の利息を支払う状況が永遠に続いてしまいます。
実際に年間数十万円の利息を毎年払い続けているリボ中毒者が多数いるのも現状で、なかには利息の計算をせずに危機感を持っていない方もいます。

 

リボ払いを活用するセオリー

 

リボ払いは以下の3点を意識して活用しましょう。

 

  • 極力使わない
  • 利用したら積極的に繰り上げ返済する
  • 追加利用を控える

最近のクレジットカードはWebやATMで随時繰り上げ返済や月々の支払い額の変更を簡単にできるようになっています。

 

ポイント  どうしてもリボ払いを使わないといけない時は、一括返済や随時繰り上げ返済を積極的に行い、利息の支払い額を少なくする努力をしましょう。

 

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